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FXトレードで全国10位 令和のだぶるいーさんが開発するEAの秘訣とは?|【macaso列伝シリーズ】第3弾

取材・文/macasoFX研究所編集部 取材協力/株式会社ゴゴジャン

某国内FX業者のリアルトレードコンテスト(獲得pips部門)で全国第10位を獲得し、累計650本以上のFX自動売買ソフト(EA)の販売実績がある「令和のだぶるいーさん」にmacaso(マカソ)への人気EAを掲載して頂いた記念として独占インタビューを行わせていただきました。

令和のだぶるいーさんアイコン

【開発者:令和のだぶるいーさんプロフィール】
・FX投資歴は7年以上になります。
・EA開発歴は5年以上になります。
・ヒロセ通商株式会社が主催するリアルトレードコンテスト(獲得pips部門)で最高全国10位を獲得。
・裁量取引からシステムトレードに転向し、現在複数のEAを稼働させ運用を行っています。
・2016年よりEA販売を開始し、累計650本位以上の販売実績。
・Twitter)https://twitter.com/titeitannteiS

今回、令和のだぶるいーさんにはスキャルピングEAの「DoubleE_Logic_C3P_USDJPY_M5_V1」と「Future Teacher ポンドカナダ版」の2本立てでmacaso(マカソ)にご提供いただきます。

1.EA開発者インタビュー

――編集部)はじめまして! macasoFX研究所編集部と申します。本日は、いろいろと開発秘話をお聞かせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。早速ですが、簡単に令和のだぶるいーさんのプロフィールをお教えください。

令和のだぶるいーさん:裁量トレーダーとしてFXを始めたのが7年前の2013年のちょうど今頃の季節の3月、4月頃でした。その時が30代前半で、暫く裁量トレードでFXを行っていました。ヒロセ通商様で行われていたトレードバトルに2015年頃から参加するようになり、当時数千人参加していた中で最高10位を獲得しました。そのトレードバトルの期間は2週間ぐらいで、その期間は裁量トレードで参加していました。

――編集部)システムトレードに関心を持ったきっかけは何でしょうか?

令和のだぶるいーさん:裁量トレードでトレードバトルに参加しながら、いくつかのトレード手法といいますか、鉄板の取引手法が出てきました。とはいえ本業を抱えていたので「夜間にトレードができない」などの時間的な制約がありました。そこで裁量トレードのノウハウをEA化していくことになりました。

――編集部)普段はどんな1日をお過ごしなんでしょうか?

令和のだぶるいーさん:30代半ばの頃は、4年間ほど夜勤の時期があり、休憩時間はひたすらスマホでチャートを見ていました。仕事の休憩時間が時間的にちょうど米国とか欧州の時間帯にあたり夜中の値動きを生で見れたのはとても勉強になりました。
家に帰ってからも結構夢中になってチャートを見ていました。
裁量時代からチャートを見続けて色々な取引手法を考えていました。

――編集部)実際にいつEAを開発されていたのでしょうか?

令和のだぶるいーさん:平日は、仕事が終わってからや早朝の出勤前に開発していました。土曜日・日曜日もほぼ開発して、なるべくEA開発に時間を費やすようにしていましたね。余暇の時間もほとんどEA開発を行っていました。いろいろなチャートを見て、「こういうロジックだったらどうかな?」と思い開発したEAを検証してみるんですが、今までで1,000個以上のEAを開発してまともに使えそうなものは1%ぐらいですかね。
実際に自分でも運用して見て、その中でも皆さんに使ってもらいたいと思ったものを出品しています。

――編集部)EAを開発する時に気をつけていることは何でしょうか?

令和のだぶるいーさん:たくさんありますね。1つは「十分なスプレッドでも通用するようなEA」ですね。

――編集部)十分なスプレッドとは?

令和のだぶるいーさん:例えば、USD/JPYであれば1.5銭。GBP/CADであれば4.0pipsぐらいが基準として考えていますね。

――編集部)他には?

令和のだぶるいーさん:勝率とかはあまりこだわらないですね。

プロフィットファクターも高ければいいんですが、プロフィットファクターが高い場合は、エントリー数を絞って取引回数が少なくなっている場合が結構あるんですよね。そうなると過剰最適化に寄ってってしまうのでそのあたりのバランスは考えています。仮にプロフィットファクターが1.2ぐらいで取引回数が多ければそれだけ利益が増えていきますからね。

○プロフィットファクターとは?
プロフィットファクターとは、PFとも呼ばれ、総利益が総損失の何倍かを示す数値です。一般的にこのPFの数値が高ければ高いほど、優秀な取引手法と考えられています。

――編集部)では最適な取引回数は何回でしょうか?

令和のだぶるいーさん:自分のバックテストでOKを出す場合、例えばUSD/JPYであれば20年以上のバックテストを行って時間足にもよりますが、5分足のイメージで5,000回以上の取引回数はほしいなとは考えています。

――編集部)「リカバリーファクター重視でいつでも長期的にプラスに」とう記事も拝見したのですが?

○リカバリーファクターとは?
リカバリーファクターとは、RFとも呼ばれ、リスクに対してどの程度のリターンが期待できるかを示す数値です。一般的にこのRFの数値が高ければ高いほど、最大ドローダウンに対する純利益が高いため優秀な取引手法と考えられています。

令和のだぶるいーさん:「リカバリーファクターが高い」というのは必ずしもイコールではないんですが、どの期間でも「利益が出せる」「プラスになれる」ということ。あと、リカバリーファクターが高いということは純益と最大ドローダウンの計算ですから、いくら純益が高いと言ってもそれにも増して最大ドローダウンが多くなってしまいますとそれほど大きなロット数で取引を行うことができません。

ですから、リカバリーファクターが高いということは最大ドローダウンが抑えられていて純益も多い状況かなと思います。自分としては純益を伸ばすように開発はしたいと考えてはいますが、どちらかと言うと最大ドローダウンというか損失をなるべく抑えるように開発には気を付けています。

そうすることで運用する方々にも安心感を与えられますし、最大ドローダウンが低ければ自身の証拠金に対する許容量が増やせるので取引ロット数も増やすことができます。

――編集部)今回、macaso(マカソ)へご提供頂いた「DoubleE_Logic_C3P_USDJPY_M5_V1」というEAと「Future Teacher ポンドカナダ版」というEAはどんな特徴があるか教えてください。

令和のだぶるいーさん:まずは「DoubleE_Logic_C3P_USDJPY_M5_V1」から。これはマルチロジックで、コペルニクスのバージョン3とPMA(ピーマ)というタイプの異なるEAを一つのEAにしたものです。

――編集部)コペルニクスのバージョン3とPMA(ピーマ)とは?

令和のだぶるいーさん:コペルニクスは、コペルニクス的転回という言葉がありますが、自分の中で今までの概念を破った特殊なロジックで他のEAとエントリーポイントがかぶりにくいのが特徴です。

――編集部)特殊なエントリータイミングというのは?

令和のだぶるいーさん:順張りとか逆張りとかの概念もなく、相場が大きく動いた時にもエントリーしないようなロジックで、従来のEAであれば相場が大きく動いた時に動き出すEAとかも結構ありますが、全く発想の転換を図ったような形です。

それに対してPMA(ピーマ)の方は、開発初期にできたオーソドックスな押し目買い戻り売りのタイプのEAです。

○押し目買い戻り売りとは?
「押し目買い」「戻り売り」とは両方とも「順張り」の取引手法です。個別に見ていくと、「押し目買い」は、上昇トレンド中に、価格がトレンドライン上に戻ってきた時に、買いポジションでエントリーする取引手法です。「戻り売り」とは「押し目買い」の逆で、下降トレンド中に、価格がトレンドライン上に戻ってきた時に、売りポジションでエントリーする取引手法です。

――編集部)このEAは通算どのぐらいの利益を獲得しましたか?

令和のだぶるいーさん:コペルニクスの方は、2018年11月から100万円で10万通貨単位の運用で現在(2020年5月7日取材時点)40万円以上の利益を出てしています。
個人的には物足りない感じです。これから稼ぎ出してくれると考えています。
一方、PMAの方は、2016年10月から100万円で同じく10万通貨単位の運用で現在(2020年5月7日取材時点)70万円以上の利益を出しています。
PMAについては2019年5月にロジックを見直しそこからさらに利益が出せるようになっています。最近のコロナ相場でもかなり利益を出しております。

――編集部)PMAのロジックの見直しとは?

令和のだぶるいーさん:基本的にトレンドに対して押し目買い戻り売りを行います。トレンドの始まりと終わりいうのが誰もが難しい判断なのですが、それをロジックで検知できるようにしました。100%の精度ではないですが今のところかなり効果が出ている状況です。

令和のだぶるいーさん:取引スタイルはスキャルピングタイプで最大保有ポジション数は2つのEAそれぞれが片側1ポジションずつの設定となっています。時々両建てをする事もあります。したがって最大で4つのポジションを保有することがあります。

令和のだぶるいーさん:1取引あたりのロット数はコペルニクスのロジックの方が8万通貨単位で取引を行い、PMAのロジックの方が4万通貨単位の取引設定になっています。
ストップロスについては、コペルニクスのロジックの方が100pipsを超えない程度、PMAのロジックの方は122pipsで設定しています。
テイクプロフィットの設定条件の詳細については言えないですが、2つのパターンを設けています。PMAのロジックの方は最大で15pips、コペルニクスのロジックの方は最大で81pipsで平均では10pips~20pipsぐらいが多いと思います。

――編集部)参考にしているテクニカル分析は?

令和のだぶるいーさん:その部分についてはちょっとお伝えできないのですが、PMAについてはトレンドに対して逆張りを仕掛けていくよくある押し目買い戻り売りで長期足でトレンドを検知して短期足で逆張りっていうパターンがあると思いますが、それに近いタイプです。指標はトレンド系とオシレーター系の両方を使用しています。

――編集部)エントリーや決済ポイントは?

令和のだぶるいーさん:エントリーポイントと決済ポイントは大雑把に言いますと5分足で見ています。チャートを見ると結果論になりますが過去のローソク足を見てトレンドができているなと感じることがあると思います。そういう場合でもたまに押し目があったり戻りがあったりを繰り返しながらトレンドが継続されていく時があると思います。

そういう押し目や戻りがある時にエントリーするように設計しています。ですので、暫くレンジ相場が続いているなという時にはあまりエントリーはしないですね。

決済ポイントもなるべく最大点でとれるようにしたいですが、PMAに関しては、エントリーの時と同一ロジックを使用しているのが1種類と固定のテイクプロフィットもあります。

トレイリングもありますが、あまり使われる事はないですね。決済ポイントに関しては逃げ道も含めなるべくたくさん用意しています。

トレイリングとは?
トレイリングとはトレイリングストップの事で、価格変動に応じてロスカットラインを変更していく取引手法です。価格が上昇すれば、それに合わせてロスカットラインを引き上げ、逆に価格が下落すればロスカットラインを引き下げる注文タイプです。

――編集部)ポジションの保有期間は?

令和のだぶるいーさん:ポジションの保有期間はスキャルピングタイプなので早い時は1時間も保有しないですが、なるべく損失を出さないところで決済をさせるような場合は最大でも1日程度は保有する場合もあります。

――編集部)「Future Teacher ポンドカナダ版」の特徴はどうでしょう?

令和のだぶるいーさん:オーソドックスな押し目買い戻り売りのEAです。

最大保有ポジション数は片側1つずつなので最大2つのポジションを保有します。

設定ロット数は1ロット(10万通貨単位)になります。

ストップロスは84pipsで、テイクプロフィットは最大で15pipsの設定となっています。

参考にしているテクニカル指標はトレンド系とオシレーター系ですね。

エントリーポイントと決済ポイントは大枠はPMAと同じような感じです。ポジションの保有期間は平均2~3時間程度となっています。

――編集部)先ほど聞き忘れたのですが「Future Teacher ポンドカナダ版」は通算どのぐらいの利益を獲得しましたか?

令和のだぶるいーさん:この「Future Teacher ポンドカナダ版」の通算利益は100万円で10万通貨単位の運用で現在(2020年5月7日取材時点)約20万円程度の利益を出てしています。運用期間は約1年ぐらいです。

――編集部)macaso(マカソ)利用者に対してフォローするにあたって一言お願いできますか?

令和のだぶるいーさん:ユーザーさんが手動で決済する場合もあると思いますが個人的にはなるべくそうしてほしくはないですね。そもそもほったらかしでも利益が出せるという目的でEAを開発していますのでなるべくEAを稼働させたらあたたかく見守っていてほしいですね。

――編集部)どのぐらいの期間見守っていてほしいですか?

令和のだぶるいーさん:期間的には1年ぐらいですね。

――編集部)最後にどのようなお客様に使っていただきたいですか?

令和のだぶるいーさん:どんな時でも常にポジションを持っているわけではないのでポジションを多く持ちたいという方にはオススメはできませんが、普段仕事なりでお忙しい方に使ってほしいと考えています。

――編集部)ありがとうございます。これからも良いEAの開発を期待しています。貴重なお時間、インタビューにお答えいただきありがとうございました。

2.今回ご提供頂いたEA

1)DoubleE_Logic_C3P_USDJPY_M5_V1

DoubleEアイコン

【キャッチコピー】マルチロジック_スキャルピングEA
【取引通貨ペア】USD/JPY
【取引スタイル】スキャルピング
【運用タイプ】
・基本的には、5分足チャートを使用して取引を行う。
【取引時間】アジア時間
【最大オープン取引数】4
【ストップ設定有無】有
【リミット設定有無】有
【備考】
・ストップはおよそ122Pips、リミットはおよそ81Pipsで設定されているようです。

2)Future Teacher

Futureアイコン

【キャッチコピー】スキャルピングEA
【取引通貨ペア】GBP/CAD
【取引スタイル】スキャルピング
【運用タイプ】
・スキャルピングでありながら、トレイリングで利益も伸ばすストラテジー
・基本的には、5分足チャートを使用して取引を行う。
【取引時間】すべての時間
【最大オープン取引数】2
【ストップ設定有無】有
【リミット設定有無】有
【備考】
・コツコツ利益を積み上げる戦略ですが、1取引あたりの損失額が利益額を上回る可能性もあるため注意が必要です。

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